12月24日から1月24日に延期となっていた井上尚弥とサム・グッドマンの世界戦は、またもやグッドマンが左目上を負傷し、試合キャンセル。
韓国のキム・イェジョンという選手が代役挑戦者に決まり、試合は予定通り行われるとのこと。
グッドマンだろうがキムだろうが、どっちでもいいけどね。
べつにグッドマンを見たかったわけじゃなくて、井上尚弥を見たかったわけだし。(金払って現地まで観戦に行くというなら話は別だが)
けっきょくグッドマン陣営には散々振り回されて終わりそうだが、そもそもグッドマンなんぞにここまでこだわる必要があったのかね、大橋会長は。
ところで、井上尚弥とはぜんぜん関係ない話になりますが、ちょっと前にこんな記事を読みました。
・・・えっ、誰のこと?
と思って読むと、「人気インフルエンサーの本望あやか」とある。
ああ、あの本望ね。
そうか、本望信人の娘さんか。
日本と東洋のS・フェザー級王者だった本望信人選手。彼のボクシング、けっこう好きでしたよ。
パンチ力に欠けるテクニシャンだけど、彼のボクシングのリズム、サイエンスが自分の好みに合ったんですよね。
本望が戦った唯一の世界タイトル戦も、現地で観戦しましたよ。
2007年5月3日(そういやゴールデンウィークだったな)に有明コロシアムで開催されたトリプル世界戦のひとつ。
本望信人はあの全勝全KO勝ち男のエドウィン・バレロに挑戦して、8回1分54秒負傷TKO負け。
目の傷が悪化してドクターストップ負けはしたけど、あのバレロを相手に最後まで倒されることなく、戦い抜いたのだから凄い。
たしかあの試合、本望は2ラウンドに左目上をカット、3ラウンドに右目上をカット、4ラウンドに左目下をカットと、ラウンドを追うごとに目の傷が増えていったんですよね。
5ラウンドには右目下もカット、左右上下すべて傷ができてしまって。
ラウンド終了後のアナウンスを聴いていたワタシたち観客は、傷が増えていくたび、深刻な状況にもかかわらず、笑いをこらえきれませんでした。
もう18年近くも前か。なつかしいな。
トリプル世界戦のあと二つは名城vsムニョスと長谷川vsベチュカで、一番高いリングサイド席が3万円と、いまから考えたら非常にお得な興行でしたね。
そういや帰りは上野駅から寝台列車を利用したんですよね。
いまはもう走っていない寝台特急「北陸」です。
寝台列車、快適だったんだけどな。また復活しないかな。
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