1979年8月4日公開の劇場版アニメ『銀河鉄道999 』を動画配信で観ました。
この時期になると、懐かしさのあまり観たくなるんですよね。
以前にも書きましたが、中学一年の夏休みに同級生と映画館へ観に行きました。
ワクワクしながら最前列ど真ん中の席に陣取ってね。
ホント子供でした。
周辺の席には同世代のグループがたくさんいて、ラジカセで映画の音声を録音している奴らもいましたね。
家庭用ビデオデッキが普及するちょっと前の時代です。
そうそう、映画の上映途中で、
「お客様のお呼び出しを申し上げます。○○市からお越しのいヴぁん様、お電話が入っておりますので・・・」
などと館内放送があったのを記憶しています。
当時は映画の上映途中でも、呼び出しの案内放送をやっていたんですね。(もちろん携帯電話の普及はずっと後のことです)
自分は放送がよく聞こえなかったので、いっしょに来ていた同級生に尋ねました。
「・・・いま、放送でおれの名前言わなかった?」
「え? 気のせいだろ」
「そう。じゃいいや」
連れが言うので気にすることはやめ、映画の世界に没入しました。
映画館を出て家に帰ると、近所の同級生が待ち構えていて、
「おい、映画館に電話したのに、なんで出ないんだよ」
と、怒ったように言ってきました。
「なんだよ。やっぱりあの放送、おれの名前言ってたんか。てゆーか、なんの用で電話したんだ?」
「映画見終わったら、いっしょにプール行こうと思って」
「プール? くだらねーことで映画館に電話すんな!」
ホント迷惑なやつだ。

・・・何もかもが素晴らしい劇場版999ですが、とくにあの挿入歌。
トレーダー分岐点(惑星ヘビーメルダー)の酒場で、機械伯爵の女・リューズが弾き語りする曲。
大好きです。
かおりくみこさんが歌っています。(彼女の持ち歌では『エリカのバラード』も好きだ💕)
♪何が欲しいというの 私 それとも愛
翼癒やす鳥たちも 私を欲しいと騒がしい
壊れたおもちゃ箱を 子供みたいに
抱え込んで涙ぐんで それでどうなるの♪
♪何が欲しいというの 私 それとも愛
疲れ果てた心には やさしくしないで させないで
誰でも昔話 一つや二つ
大事そうに語るけれど それでどうなるの♪
カラオケには入っているので、ごくたまに歌います。
「なに歌ってんだ、こいつ?」と、みんなに完全スルーされますが😓



コメント