10日に大阪で行われたワールドカップアジア最終予選の最終戦。
日本代表はインドネシア代表を相手に６ー０で圧勝。
すでに8大会連続8度目のワールドカップ出場を決めていたこともあり、試合は見ていなかったのですが、本当に強いですね。
そういえばインドネシア代表の監督ってクライファートだったんだ。
1998年ワールドカップのオランダ代表、好きだったな。
ファン・デル・サールやデ・ブール兄弟、ダービッツにシードルフ、オフェルマルス、ベルカンプ、クライファート。
準決勝のブラジル戦とかムチャクチャ面白かったですね。なつかしい。（ちなみに1998年フランス大会が日本代表が初めて出場したワールドカップでした）
ワールドカップのアジア予選というと、毎試合毎試合、おそろしい緊張と不安で心臓はバクバク、胃がキリキリと痛む、自分ではそんなイメージです。
とくに1993年と1997年は、一次予選から最終予選までずっと緊張しっぱなしだったように思います。
ジョホールバルでワールドカップ初出場を決めてからは、そんなこともなくなりましたけど。
ワタシが熱心にサッカー見てたのは2006年のワールドカップドイツ大会までですね。その後はあんまり見なくなっちゃった。
その話はまた別の機会として、ワールドカップ出場が当たり前となった現在の日本代表チーム。
このところ代表監督や選手たちが、「目標はワールドカップ優勝」などと口にする場面が目立ちますね。
古い世代のファンからすれば、日本代表がワールドカップ優勝？とか、妄想することさえ恐れ多いのですが、本大会でドイツやスペインに勝っちゃうんだから、もう何があってもおかしくありません。
実際のところどうなのだろう？
昔はワールドカップに優勝するのって、ブラジルや西ドイツ、イタリア、アルゼンチンあたりの国だけって印象だけど、最近の傾向は？
1930年の第1回大会から現在まで22回のワールドカップが開催されていますが、過去優勝した国はわずか8ヵ国。
ワールドカップ優勝国
ブラジル 5回
ドイツ 4回（西ドイツ時代含む）
イタリア 4回
アルゼンチン 3回
フランス 2回
ウルグアイ 2回
イングランド 1回
スペイン 1回
たったの8ヵ国だよ、8ヵ国。
しかも今のところヨーロッパと南米の国しか優勝していない。もうすでにここからハードルが高すぎ。
そして調べてみると、8ヵ国のうち5ヵ国は、初優勝が地元開催の大会でした。
ウルグアイ 1930年 第1回ウルグアイ大会
イタリア 1934年 第2回イタリア大会
イングランド 1966年 第8回イングランド大会
アルゼンチン 1978年 第11回アルゼンチン大会
フランス 1998年 第16回フランス大会
初優勝が地元開催でなかったのは3ヵ国のみ。
西ドイツ 1954年 第5回スイス大会
ブラジル 1958年 第6回スウェーデン大会
スペイン 2010年 第19回南アフリカ大会
この3ヵ国はいずれも優勝する前に本大会4位以上の実績がありました。
日本代表はというと、過去の本大会最高成績はベスト16止まりですね。
次回2026年のワールドカップは、カナダ・メキシコ・アメリカ合衆国の3カ国共同開催 。
つまり日本代表は地元以外の開催国で初優勝を目指さなければならないわけです。
ハードすぎですね。😓
まあみんなも本気で次回のワールカップに優勝できると信じているわけではないと思います。
優勝を目標に、一大会一大会を精一杯戦って、徐々にベスト8、ベスト4と成績をあげていき、いつの日かワールドカップ優勝を成し遂げる。
そんなところでしょう。
だいたい、準優勝3回のオランダを差し置いて、日本が先に優勝しちゃったら、悪いよね。
コメント