重岡銀次朗


あれから2週間。

いまだ重岡銀次朗選手の意識が回復したという知らせはない。

容態は少しずつ良くなっているらしいが、まだまだ予断を許さない状況なのだろう。

一個人の勝手な想いですが、これではとても他のボクシング試合を見て楽しむ気持ちになりません。

昨年、穴口選手が亡くなってから、まだそれほど日が経っていないというのに。

まして今回のリング事故は、国内開催の世界タイトル戦が舞台。

しかもリング禍に見舞われたのは、前世界王者の日本人選手だ。

これってとんでもなく大変なことじゃないか?(もちろん世界王者だろうが四回戦ボクサーだろうが大事には違いないけれど)

なんかもう、みんな忘れかけているみたいだけど、こんなことでいいのかな。ボクシング存続の危機とか、まったく感じていないのだろうか。

「リング事故を完全に無くすことなんて最初から無理」

けっきょくはそういった考えに行き着いて、思考停止に陥るのかもしれません。

ボクシング全面廃止は極端過ぎるとしても、ラウンド数を半分以下に減らすとか、ヘッドギア着用義務とか、大幅なルール変更をしなければ事故の根絶なんてできるわけがない。

しかし現実的にそこまでできるかというと・・・

できないだろうな~~~


現実的でないボクシング廃止論やルール変更の是非はともかくとして。

今回のリング事故での処置について、いくつか述べると、

・ 穴口選手の場合と違い、担架に乗せて退場させたのはよかった。でも、搬送するときの頭部固定は徹底するべきだろう。
・ やはりリング上でモタモタしている時間が長い。もう少し迅速に搬送できないものか。
・ 前の試合でKO負けした選手に使用したことで、救急車が会場に配備されていなかったらしい。救急車の準備ができるまで試合開始は待とう。(試合進行が遅いとかワガママ言うなよ、ボクオタ)

・・・こんなところかな。

早く重岡選手が意識を回復したって発表があるといいな。


コメント

タイトルとURLをコピーしました