快楽主義の哲学


澁澤龍彦『快楽主義の哲学』という本を、電子書籍で購入して読みました。

30年ほど前に、文庫本で読んだのだったかな。

初出は、1965年に出版された光文社カッパ・ブックスの新書ですね。

つまり60年も前の本か。

1996年に文藝春秋で文庫化されたようです。

このときに本屋で文庫版を買ったのでしょうね。

なんとなく読みやすそうだったので、手に取ってみた記憶があります。

実際、いまでも気楽に読みすすめることができました。

とりわけ面白かったのが、第五章の「 快楽主義の巨人たち」ですね。

その中でも、十七世紀フランスの文学者フォントネルのアスパラガスの話が最高に笑えます!


・・・フォントネルは、油で料理したアスパラガスが大好きだった。ところが、あるとき彼の家に遊びにきたテラッソン神父は、バターでいためたアスパラガスが好物だったので、フォントネルは、「きょうはあなたのために犠牲をはらって、わたしのアスパラガスの半分をあなたにゆずり、とくにバターでいためさせましょう」といったのです。こうして、いよいよ夕飯の食卓に向かいましたが、急にテラッソン神父は気分がわるくなり、そのまま卒中で倒れてしまった。すると、フォントネルは大あわてで立ちあがって、台所へとんで行って、「アスパラガスはぜんぶ油料理にしろ。ぜんぶ油料理だぞ!」と叫んだというのです。


わはははは。

これ読んだあとは、炒めたアスパラガスが食べたくなりますな。

自分はバターで炒めたアスパラガスのほうが好みですが。




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