新しい年です。
正月です。
今年こそは心穏やかな一年になるように祈りたい・・・
しかしあの地震から早一年が経ちましたが、あっという間ですね。
そういえばあの日は、地震発生前に映画を見て、ブログ記事を書いたのでした。
というわけで、今日も何かひとつ映画を見ようと思い立ちました。(まさかまた映画見たあと地震起きないだろうな? ちょっぴり不安😓)
さて、何を見ようか?
やっぱり楽しい映画が見たいな。
とにかく理屈抜きに楽しめる映画を見たい! と考えて、迷わずこれを選びました。
1979年公開の『ルパン三世 カリオストロの城』です。(12月15日公開だからこれもいちおう正月映画といっていいのかな)
中学一年生の冬休み、同級生7、8人といっしょに映画館で見ました。
あれからもう45年かぁ。(しみじみ)
そのあとも、TV放送やビデオ・DVDなどで数え切れないほど見ましたが、何度くりかえし見ても飽きません。
本当になんて楽しい映画なんだろう。
見終わったとき、「あ~~~面白かった!」と心の底から言える作品ですね。
『カリ城』のストーリーは、宮崎駿監督によると、モーリス・ルブランのルパンシリーズ『緑の目の令嬢』と江戸川乱歩の『幽霊塔』(黒岩涙香原作)、この二つからだいたいの発想を得たものだそうですね。
『幽霊塔』は読んだことないけど、その中に”秘密の宝”とか”時計塔の謎”、”肖像画にのぞき穴があいている” ”地下室の落とし穴” ”主人公になつく犬”等、思い当たるキーワードがたくさん出てくるらしい。
『幽霊塔』読んでみたいですね。(乱歩の子供向けリライト版『時計塔の秘密』はガキの頃に読んだことあるかもしれん)
それとあのラストシーン、クラリスとルパンの別れの場面は、往年の名作モノクロ映画『荒野の決闘』が元ネタと言われてますが、たしかにクレメンタインとワイアット・アープの別れのシーンに似てますね。
クレメンタインとクラリス、ふたりとも同系統の清楚で可憐なヒロインだし。
まあ似ているといっても、主人公とヒロインの、二人向かい合ってる構図が同じなのと、ヒロインの着てる服がそっくりって程度なんですけどね。
うむ、『荒野の決闘』ももういっぺん見たくなってきた。
『カリ城』の印象深いシーンなどを、いちいちあげていたらキリがないのでやめときますが、全篇が名場面・名台詞で構成されてるような、そんな奇跡のような映画ですよね。
次に見る機会がくるのはいつのことだろう。
死ぬまでにあと何回見られるかな?
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