「パウンド・フォー・パウンド」なんて想像上のお遊び。
異なる階級のボクサーが同じ体重で戦えばどうなるか?とか、非現実的すぎる。
真面目に議論するような代物ではない。
それはよくわかってます。
それでも、真面目に思うんです。
井上尚弥こそ、全階級を通じて歴代世界最強ではないか? と。
とにかく勝ち方が異常すぎる。
ナルバエス戦とかパヤノ戦とか、おかしいだろ。
いつも予想を上回る、いや予想の斜め上を行く試合内容で勝ってしまう。
このあいだのドネア第2戦なんか、ボクシング関係者やボクオタだけでなく、日本の歴代王者たちも一様にドン引きしてたよね。
称賛するよりも、呆気にとられて言葉が出ない。
あれを見て確信しました。
フルトンもアフマダリエフも、フェザー級のナバレッテも相手にならないわ。
階級の壁?
2階級上げてスーパーフライ級王座に挑戦したとき、あのナルバエスをわずか2ラウンドであっさりKOすると誰が予想した?
フルトン相手でも、どうせまた同じことになるよ。
井上以外のボクサーの試合をね、見れなくなっちゃうんだ。
井上の試合が超絶すぎて、他の試合を見ていられない。1、2ラウンドで飽きてしまう。
フューリーだろうがウシクだろうが、カネロ、ベテルビエフ、クロフォード、スペンス、デービスもロマチェンコも、みんなどうでもよくなっちゃう。
以前だったら、トップボクサーたちの好ファイトはもちろんのこと、どれほど退屈でクソつまんねえ試合でもそれなりに面白く観戦できたのに。(ボクシングオタクというのはそういうものだが)
ほんと罪な男だよ、井上尚弥は。(井上くんゴメン)
(追記)
井上がパヤノを電光石火のワンツーで仕留めた試合。
あれを見たとき、「あしたのジョー」のホセ・メンドーサvsサム・イアウケアを思い出しました。
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