世界スーパーバンタム級王座統一戦は、井上尚弥がマーロン・タパレスに10回KO勝ち。
KOまでの公式ジャッジも10ポイント差、8ポイント差、6ポイント差ですべて井上優勢。
ふつうは圧巻の勝利、と言っていいはずなのに、そこはやはり井上尚弥様。いつもは完璧すぎてケチのつけようがないから、この程度でも苦戦扱いされます。
たしかにタパレスのパンチがけっこうヒットしてヒヤッとさせられたし(そのわりに試合後は傷も腫れもない綺麗な顔でしたが)、攻撃もやや雑で大味な印象でした。
井上尚弥がもし負けるとしたら、アクシデントによるもの、病気や怪我などのコンディション不良しかないと、自分では思っています。
もしかしたら今回、コンディションが良くなかったのではないか?
誰もが気付いたと思いますが、5ラウンド以降、まったく左パンチが出なかった。左拳か左肩か分からないけど、やっぱり痛めてたのかな。
あと、戦前から「井上圧倒的有利」などと予想され、モチベーションを保つのに苦労したと思います。
そもそも、そんな戦前予想しか出ない対戦相手を最初から選ぶなよ。
井上尚弥の闘志をMaxにかき立てるような、そんな相手と対戦させてやってほしい。
うん、やっぱりフェザー級に上げるしかないね。(どうせタパレス戦を見て鬼の首を取ったように「井上尚弥の限界が見えた」とか言うやつが続出すると思うが)
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