Prime Video Boxing 11



東京・有明アリーナで行われたボクシングの試合。

さっきまでAmazonプライムの生配信を見ていましたが、いずれもナイスファイトでした。

それではひとつずつ感想を。


█ 6回戦  盛合竜也 vs 赤井英五郎
元プロボクサーで俳優の赤井英和氏を父親にもつ赤井英五郎が、前座に登場。派手に勝たせて会場を盛り上げるつもりだったのか知らんが、結果は逆で、盛合選手の右をもらい、英五郎の2ラウンドTKO負け。うーん。父親も似たようなスタイルで、強打を振り回してくる、あんまりボクシングが上手いとは言えないタイプでしたね。父親ほど一発のパンチ力はないのかな。身体はムキムキだし、ルックスはいいんだけどねー。

█ WBA世界バンタム級タイトル戦  堤聖也 vs 比嘉大吾
とんでもない試合でした。あの第9ラウンドは永遠に語り継がれることでしょう。堤はまた早い段階で目をカット。そこから乱戦に持ちこみ、堤劇場が始まるのかと思ったら、比嘉が意外と冷静に対処。堤の雑な攻めの合間に、見栄えのいいカウンターを当て、ポイントを拾う。そして第9ラウンド、比嘉の完璧なタイミングの左フックで、あのタフな堤がダウン。ダメージもありあり。これは終わったかと思ったが、追撃した比嘉の顔面を堤の右が直撃し、今度は比嘉が前のめりにダウン。凄い、凄すぎる展開。その後、調子づいて10、11、12ラウンドを制した堤が勝ったかと思ったが、結果は引き分け (堤のタイトル防衛は変わらんが)。なんにしても凄いものを見せていただきました。堤のボクシングスタイルはあまり見栄えがしないんだけど、あの執念と根性は凄い。ホント矢吹丈みたいだ。

█ 119ポンド (約53・98キロ) 契約10回戦  那須川天心 vs ジェイソン・モロニー
第1ラウンド、いきなりモロニーの右をもろに食らった天心。その後は立て直して、引っかける右フックや左ボディブローを中心に、ボクシングを組み立てていく。モロニーは天心のテンポに付いていけなくなったかに思えたが、6ラウンド、またもやモロニーの右を直撃され、天心ダウン寸前のピンチ。けっきょく無難に判定で勝利したものの、将来に暗雲が漂う今夜の出来でした(判定は天心の勝ちで問題ないと思うが)。陣営は今後どんなスタイルで戦わせるのか迷っているのかな? それにしても、なぜ帝拳の選手は、1ラウンドに右クロスを食って大ダメージを受ける例が多いのだろう? 昔からそんな場面を散々見てきたような気がする。

█ WBC世界バンタム級タイトル戦  中谷潤人 vs ダビド・クエジャル
中谷、イケメンで無敗のメキシカンを相手に、余裕のKO勝利。過去の試合を見るかぎり、クエジャルはスピードもなく、ボクシングもぎこちない。中谷の攻めを受け流すことも、中谷にパンチを当てることもろくにできないだろうと思われた。ただし中谷より若く大きく、体力はありそうなので、中谷に打ちまくられてもケロッとして、ゾンビのように反撃してくるなら、ちょっと怖いかも。そうなったら苦戦も考えられるかな?と思ってましたが、タフネスも大したことなく、あっさり3ラウンドで終了。そういえばクエジャルのトレーナーは、ドーピング師匠エディ・レイノソの父親でしたね(どうでもいい話だが)。次は西田凌佑と統一戦らしいが、楽しみです。西田はけっこう強いと思います。




・・・関係ないけど、女子サッカーの話題も。

またまたモモコが凄いの決めたみたいですね。


コメント

タイトルとURLをコピーしました