ジェシー・ロドリゲスと井岡一翔


このところ、やたら評価が高まっているジェシー・ロドリゲスというボクサーがいる。

たしかに無敗でまだ若く、日本のボクシングオタクに受けそうなファイトスタイルの持ち主だが、いったい彼が誰と戦って勝ったというのだ?

主な対戦相手といえば、経年劣化が著しい元王者のカルロス・クアドラスやシーサケット、そして低KO率のサニー・エドワーズ。

なんだよこれ?

批判されまくっている井岡一翔のマッチメイクとたいして変わんないじゃないか。本物の強豪との対戦を巧妙に避けまくっているようにしか見えんわ。

そもそもパンチのないエドワーズと激闘している時点で、絶賛するほどでもないだろ。

「バム」が「バム」が、って恥ずかしいんだよ、ボクオタ!(興奮しすぎ)


いずれにしても、様々な理由で嫌われている井岡一翔サン。(昔ロマゴンから逃げた、タトゥー入れてる、小生意気な言動、素人受けしないファイトスタイル、ドーピング検査で大麻成分検出等々)

最近はとくに「中谷潤人から逃げまくっている」ことで猛烈な批判を浴びていた。

しかし、それを言うなら、ジェシー・ロドリゲスこそ中谷潤人と戦うべきだったんじゃないのか?

井岡を擁護する気はさらさらないが、井岡を叩きまくってロドリゲス絶賛というのはまるっきり承服できんわ。

中谷がスーパーフライ級に上がってきたら、入れ替わるようにフライ級に転級しやがって。そりゃ帝拳グループの意向もあるんだろうけどさ。

フライ級に落としたなら、そのまま居座って寺地拳四郎とでも戦ってくれればまだ面白いのに、中谷のバンタム級王座挑戦が決まったら、またスーパーフライ級に逆戻りしてエストラーダとの対戦を熱望だと?

いいかげんにしろ。

とことんローリスクハイリターンを追求する姿勢は、いっそ清々しいとも言えるが、こんなのを絶賛する日本のボクオタには失望きわまる。

それにしても、クアドラスにシーサケット、エドワーズ、エストラーダの対戦ラインナップ。

井岡一翔は憮然たる思いだろう。

これこそ井岡がここ数年で歩みたかった路線なのだから。(最後にロマゴンなら完璧だな)


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