椿三十郎



明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

新しい一年が皆さんにとり素晴らしいものになりますように!


さて、あいかわらず正月休みを怠惰に過ごしているワタシ。

さすがに毎日ゴロゴロしているだけではもったいない。といって、外出するのもめんどうだし、家で映画でも観ようかなと思いつきました。

では、どんな映画を観るか?

正月映画といえば『男はつらいよ』とか? 

しかしそれよりも、正月らしく娯楽に徹した名作・大作映画が観たいな。

日本の正月だし、やっぱり邦画だよな。うん、昔の時代劇にしよう。

そんなわけで、黒澤明監督の『椿三十郎』を観ました。(本当は『七人の侍』こそ大作映画にふさわしいけど、あれはちょっと長すぎる)

しばらくぶりに『椿三十郎』を観ましたが、「痛快娯楽時代劇」と言うにふさわしい映画で、じつに単純かつ明快に面白いです。

笑える場面も随所に散りばめられ、観ていてとても楽しい。もちろん最後のあの決闘シーンは、この映画最大の見物ですね。

ああ、面白かった。

ちなみにこの映画の原作は、山本周五郎の短編小説『日日平安』。(黒澤作品には山本周五郎原作のものが結構ありますね)

映画と原作小説では、主人公のキャラクターがまったく違うのが笑えます。



(追記)

調べてみると、この映画って1962年(昭和37年)1月1日公開だったのね。

まさに正月映画で、今日観て正解じゃん。

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