（講習本番編 ～ 技能実習2時限目・続）
前回からの続きです。
前回は、技能実習「雑踏警備業務における提案事項」の【問題1】を解説しました。
今回は【問題2】と【問題3】です。
ここではA3資料の2枚目を使用します。【問題2】と【問題3】の答案用紙になっていて、ショッピングセンター1F平面図が大きく載っています。
【問題2】の内容ですが、「①、②、③に配置された警備員の業務内容をそれぞれ記入せよ」というもの。
警備員①②③の配置位置は、1F平面図に記載されています。それら3名の警備員がやることを、それぞれ書けということです。
警備員①は福袋並び列の先頭付近、警備員②はエスカレーター下、警備員③は駐車場出入口に、各々配置されていますが、難しく考えることはありません。
【問題1】の提案内容を踏まえて解答すればよく、「拡声器で案内広報をする」とか「エスカレーターの駆け上がり防止につとめる」とか、シンプルに書けばOK。
最後に【問題3】ですが、「1Fイベント広場で福袋を購入する来場者の動線→」及び「警備員配置予定12ポストのうち⑤～⑪」をいずれも平面図に記入せよ、という内容。
平面図に線と記号を直接書き込むだけなので、それほど難しくありません。
来場者の動線については、1F入口からイベント広場まで赤線で矢印をつなげればよい。簡単です。
配置警備員⑤～⑪の記入についても、【問題1】の内容を参照して考えれば、余裕です。
平面図には、配置警備員12ポストのうち、①②③④⑫が最初から記載されています。あとの7ポスト⑤～⑪を自分で直接記入しろ、ってことです。
書き込む位置が多少ずれても問題ありません。気にしないようにしましょう。
技能実習の資料を事前入手できていない方は、この2時限目までがとてもキツいので、なんとか無難に乗り切りたいですね。
（次回は技能実習3時限目の解説です）
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