ボートの三人男


本が読みたい。

そういう意欲が湧かなくなってから、どれくらいになるだろう。

10年? いや20年くらいか?

ホントに本を読まなくなりました。

めずらしく本を読む気になったとしても、わずか数ページで挫折するんだもんな。(根性無し)

まあ読みたくもないのに、無理に読もうとするのもどうかと思うけど。

やっぱり読書は楽しくなくっちゃ。

とはいえ、あんまり本を読まないと馬鹿になりそうでこわい。

良質なアウトプットを実現するには、良質な情報や知識をどんどんインプットしていく必要がありますよね。


・・・そんなわけで、がんばって本を一冊読み切りました。(数ヶ月かかりましたが)

ジェローム・K・ジェロームの『ボートの三人男 犬は勘定に入れません』です。


1889年(古すぎ)に書かれたユーモア小説の傑作で、主人公を含む三人の紳士と一匹の犬が、テムズ川をのんびりボートで下っていくお話です。

面白いです。

登場人物たちのあまりの馬鹿っぷりに笑わずにはいられません。

愉快なエピソードが満載で、いかにも英国らしい上品な笑いをおおいに堪能できます。(「ジョージのワイシャツ」のエピソードとか大好き!)

作者のジェローム・K・ジェロームは当初、ユーモア小説ではなくテムズ川の歴史的・地理的な展望書、旅行ガイドブックを執筆するつもりだったらしいですね。

昔から「愛読書は何?」と質問されたら、この『ボートの三人男』や『赤毛のアン』シリーズを挙げていました。

ひさしぶりにアンも読んでみようかな。(ちなみに『アンの夢の家』がいちばん好き💕)

いつになるか分からんけど😓


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