警備業関係の申請等で重要な必要書類のひとつに、
住民票の写し
というのがあります。
警備員としての採用時に提出してもらう書類ですね。
また警備業の認定・変更届出で添付しなければならない場合が多いし、検定に合格したときも資格者証の交付申請に必要とされます。
市役所の窓口や行政サービスセンター、地区センターなどで取得してこなければいけません。(マイナカードがあればコンビニでもOK)
必要とされる住民票の写しは、「本籍地が記載されていてマイナンバーの記載がないもの」ですね。
ところでこの「住民票の写し」という名称。
ひじょうに誤解を生みやすいので困ります。
先日のことですが、県外の営業所に「住民票の写し」をこちらへ送ってくださいと依頼したところ、
「わかった、『住民票のコピー』ね。でもコピーならデータで送ろうか?」
「いやコピーじゃありません。本書を送ってください」
「あれ? 写しって言ったじゃん」
「いや、そうなんだけど、この場合の『住民票の写し』というのは、コピーじゃなくて本書のことなんですよ」
「・・・よくわからん」
ちなみに「住民票」というのは、市区町村が住民基本台帳法に基づき作成し住民に関する記録を行う公簿の名称。
その「住民票」の記載事項(住所、氏名、生年月日、本籍など)を表記して市区町村が発行する証明書が「住民票の写し」。
つまりワタシたちがフツー考える住民票の本書は「住民票の写し」で、そのコピーは「住民票の写しの写し」。
・・・紛らわしすぎる。
こんどから「住民票の写し」じゃなく「住民票の本書」って言うほうがいいな。
いや、そもそもお役所が、誤解を招きやすい名称を変更しろや。
「住民票記載事項証明書」とか。(そのまんまやん)



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