日本ボクシングの黄金時代というと、1960年代後半から1970年代半ばあたり、でしょうか。
ようするに、ガッツ石松さんや輪島功一さんらが活躍したあたりまで、だと思うんですけれども。
自分は当時、まだほんの子供で、リアルタイムでの記憶はまったくありませんが、やっぱりあの時代には憧れを抱きます。
15ラウンド制だった当時の世界タイトルマッチは、ボクシングファンのみならず、一般人にとっても特別なイベントでした。
みんなテレビの前に正座して、ボクサーの一挙手一投足を固唾を呑んで見守ったんですよね。
現代とは比較するのもバカバカしいほど、ボクシングの世界タイトルに価値と重みがあった時代。
子供でもファイティング原田やガッツ石松、輪島功一の名前は知ってましたものね。
先月亡くなられたガッツ石松さんの試合映像を、久しぶりにいくつか見てみました。
ガッツ石松さんの試合は、自分が大人になるまで、KOシーンのダイジェスト映像しか見たことなかったんですよね。
つまりロドルフォ・ゴンザレス第1・2戦、アルバロ・ロハス戦のノックアウトシーンだけです。
なので、てっきりガッツ石松って「右強打の変則ファイター」だとばかり思っていました。
「幻の右」の異名、あの特異なキャラクターに加え、相手を豪快にぶっ倒したシーンだけを見ると、どうしてもそう考えてしまいます。
ところが後年、フルラウンド映像を見てビックリ。
完全なボクサータイプのテクニシャンじゃん!
なんだよ、あれ。
あんな顔に似合わぬ(失礼)クレバーかつ繊細なテクニック。
それでいて右強打の決め手まである。
もう完璧じゃないか。
そんなわけで今回、タイトルを奪取したロドルフォ・ゴンザレス戦と、ゴンザレスとのリマッチ、右アッパーで鮮やかに倒したアルバロ・ロハス戦、これら3試合の映像を見直しました。
素晴らしいです。
ガッツ石松、最強! 最高!
あと、ケン・ブキャナンやロベルト・デュラン、イスマエル・ラグナら、歴代グレートたちとの試合も、もう一度見ておきたいところですが、15ラウンドって長いからな~。(根性なし)




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